だいぶましになったのでそれっぽいシーンでレンダリングしてみた。
blenderのシーンはこんな具合。
でっちあげの手と天井にエリアライト、手の後ろから光を照らすバックライト。
まずエリアライトだけでレンダリングするとこんな感じ。
これにバックライトで光を当てるとこんな感じに。
指の先から光を受けている手のひらにかけてのグラデーションはほぼイメージどおり。
人差し指や中指あたりでの表面の拡散と内部散乱のバランスもいい感じ。
全体的に抜けてくる光はもう少し赤みが強くても良かったかもしれない。
肉厚、特に手のひらの厚みが均一なので透け方に変化が無いのがもったいなかったかも。
その辺をもう少し作り込んで、中に骨とかもいれてみるのも面白そう。
今のところLuxRenderにはblenderの様なSSSを有効にするためのオプションや、SSS固有
のパラメータは用意されていない。なので、あらかじめblenderで設定した他のマテリアル
の設定とは異なりSSSは自動的にはLuxRenderのマテリアルに反影されない。
けれどスペキュラーやディフューズ、透過などの汎用的なパラメータの組み合わせで今回の
ような表現ができるので慣れてくるとそのへんは問題なさそうな雰囲気。
逆にSSSのような特定の現象を再現するためのオプションや一部のマテリアルだけに固有な
パラメータがほぼ無いのは、マテリアル編集時に結果が想像しやすく効率がよかったり、
固有のパラメータが支配的でないぶん自由度が増えたりして良いのかもしれない。
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