こちらで取り上げられていたIESファイルによる照明をLuxRenderで試してみました。
IESとは大雑把に説明するとランプがどのような光を出すかを記述したファイルです。
実在する照明器具のIESファイルをCGのライト設定に反映できれば、その照明が
だす光をそのまま再現できるというわけです。
このIESによるライト設定機能が次期yafarayには搭載されるとのことですが
LuxRenderはこの機能がすでに実装されており利用可能なので試してみました。
まずはIESファイルを入手します。
照明器具の会社と思われるLITHONIA LIGHTING社のホームページから入手可能です。
トップページ上部の"Resources" → 次ページの上から2番目の"Photometrics"
とリンクをたどるとIESファイルのダウンロードページにたどり着きます。
用途向けに分類されていますが、一番上の"ALL PHOTOMETRIC DATA FILES"
というのが全部入りの雰囲気を漂わせているのでそれをダウンロードします。
zipファイルになっておりファイルサイズはおよそ14MBほど。
展開すると容量40MB、ファイル数は約4700個の大量なIESファイルがでてきます。
IESファイルはテキスト形式で記述されているので、テキストエディタなどで中身を
確認することはできるのですが・・・。
このままではどんな光を出すライトなのか判らないため、IESファイルのビューワを
ダウンロードしてきます。
長くなってきたので次に続きます。