LuxRenderについて扱っているホームページやブログを見ていると
・レンダリングがずーっと続くので適当なところでファイルを保存して終了させる
・やたら時間がかかる
・ノイズが無くならない
というような内容をみかけることがあります。
Indigoがそんな感じだったのでLuxRenderもそうなのだと自分も最初は思ってましたがw
レンダリング設定で適切な内容を指定できるようになると状況はだいぶ変わってきます。
例えばblenderの内蔵レンダラーのようにレンダリングが終わるようにしたければ
Render->SAMPLER:lowdiscrepancy, PixelSampler:tile
Output->haltspp:1
といった設定をするのが手っ取り早いです。
レンダ出力画面の左上からタイル状に処理が始まり、右下まですすめばレンダリングが
自動的に停止するようになります。
他のソフトのレンダリング設定は主にINTEGRATORの設定に該当する内容だけだったり、
SAMPLERの設定がINTEGRATORの設定に依存していたりするものが多く、SAMPLERの
設定が完全に独立しているものは少ない気がします。
LuxRenderではSAMPLERとINTEGRATORでそれぞれ設定可能なオプションに特徴が
あり、それらの組み合わせを選ぶ事で幅広い設定ができるのですが実際に試してみないと
わかりづらい部分でもあるかと思います。
公式ドキュメントではSAMPLER:metropolis、INTEGRATOR:exphotonmapあたりが
おすすめっぽい雰囲気なのでこの組み合わせから試してみるのもいいかもしれません。
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