2011年4月18日月曜日

LuxRender v0.8RC3がリリースされた模様。

フォーラムでv08RC3のリリースノートがでてました。めでたい。

v0.8RC2からの変更点は・・・

・GPU支援によるパストレーサー関連のバグフィックス多数
・カメラレスポンスがプリセットに内蔵されました。別途CRFファイルを用意する必要はもうありません。
・IPv6ベースのネットワークをサポート
・マイクロディスプレイスメントの処理速度が向上しました
・IESファイルを使用したエリアライトに関するの問題を修正しました
・ファイル名の扱いに関する処理を改善しました。(パスの区切り文字、\と/に関する問題です。)
・STL形式のメッシュデータの読み込みに対応しました。
・GUIに"advanced"タブを追加。レンダラの設定に関する詳細な情報はこのタブに表示されます。
・blender互換、およびPBRTテクスチャを使用する場合、マッピング座標としてローカル座標、
 UV座標、ノーマル座標を利用出来るようになりました。
・エリアライトのテクスチャにimagemapもしくはbilerpを指定していた場合に光の強度が
 おかしくなっていた問題を修正しました。
・GUIにレンダリングの停止ボタンが追加されました。
 これによりレンダリングを一時停止することも、完全な停止もできるようになりました。
・LuxRenderのネイティブ形式のファイルにデータの埋め込みができるようになりました。
・EXR出力を選択した際にRGBに対してアルファチャンネルの乗算を行わない状態での出力も
 選択できるようになりました。(アルファチャンネルの乗算が行われる動作が一般的です。)
・トーンマッピングとポストエフェクトの設定をファイルへセーブ/ロードできるようになりました。
・多数の修正と改善を行いました。

といった感じ。
公式wikiにもv0.8の新機能についてのまとめがあるので、そちらも参考にするとよさげ。


予定としてはv0.8のRCは今回で最後となるようです。順調に行けば次がfinalということでしょう。
また、先日blender2.57がリリースされたことに合わせて、luxblend25の動作の安定化をblender2.57を
対象としてすすめていくそうです。

RC3がリリースされたばかりで次の話をするのは気が早過ぎるかもしれませんが、v0.8finalの
スプラッシュスクリーンのコンテストが現在行われており、その締切りが5月12日になっています。
おそらくv0.8finalは5月中旬あたりにリリースされるのではないか?という感じです。

しばらくはblender2.57とLuxRender v0.8の組み合わせが安定かつ標準的な環境になりそうです。

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