2009年10月7日水曜日

LuxRenderでのIESファイルの使い方 - 3

前回からのつづきです。
とりあえず準備ができたのでLuxRenderでレンダリングしてみました。

ライトが上からオブジェクトを照らしているシーンを作ります。
左からblenderの3Dウィンドウ、レンダ画像、Luxでマテリアル設定したレンダ画像です。








IESファイルは前回ダウンロードしたものからAS1_150S_SR5Sと、802AZ_(200A23)
というのを選んでみました。ビューワで表示するとこんな具合に見えます。
左がSR5S、右が802AZです。






このIESファイルをLuxRenderのライトに設定します。
ライト設定で"Photometric Diagram"をONにするとファイルを選択できるようになります。




IESファイルをライトに設定してレンダリングした結果が下の2つ。
レンダリング時間はIESファイルを設定しても変わらないようです。
先ほどと同じく、左がSR5S、右が802AZです。





左のSR5Sは屋外照明用ランプだったようで野球場のスタンドライトのような具合に。
右の802AZは室内のダウンライト向けのランプのようで、やや明るいですがいい感じです。

IESはそのランプが照射する光の空間と距離に置ける光の強弱を記録しているようです。
波長には影響を与えないので、IESファイルと光源の波長との組み合わせを考えると
照明設定の幅が非常に広がることになります。