2010年8月2日月曜日

Ubuntu10.04でAMDのグラフィックドライバ更新してみた

ドライバのダウンロードはAMDのサポートページから。

Linuxでのドライバインストールについては上のページからもリンクされてるこちら
とても詳しい。Ubuntuの場合は各バージョンごとにインストールの説明がされており、
10.04はこちらのページにまとめられている。
十分な説明と具体的な作業やコマンドが記載されているのでとても助かる。
上記ページを見れば済むのでここでは詳細は書かないけれど
手順としては
  1.OS標準のドライバや不用になるパッケージの削除
  2.AMDのサポートページからダウンロードしたファイルからdepパッケージの作成
  3.depパッケージのインストールとxorg.confの初期化
  4.再起動
という具合で無事にドライバ更新完了。


ただ、更新後にOpenGLを利用するプログラムをビルドをすると-lGLがみつからないと
いわれてビルドに失敗するように・・・これは困った。blenderやLuxRenderもOpenGLを
使っているのでこの問題が発生。

念のため/usr/libを確認するとlibGL.so.1.2があり、libGL.so.1はそのリンクになっている。
libGLあるよなぁと思いつついろいろ調べてみるとこんなページを発見。
スレッドのタイトル"Make error: /usr/bin/ld: cannot find -lGL"って、まさにその状況。

で見ていくと下の方に
/usr/libでこれやってみ
$ sudo ln -s libGL.so.1 libGL.so
とのアドバイスが。

libGL.soが無いとダメなのか?と思いつつ試すと見事にビルドが通るようになりました。
めでたい。


しかし今度はLuxRenderで、起動してレンダリングは進んでいる様に見えるものの
レンダ結果が表示されるべき領域が真っ白のままという状況が発生。
端末からluxrenderを起動してみると"Unrecognised OpenGL version"とのメッセージが。
試しにwx版のluxrenderwxを使ってみると問題なく結果が表示され、レンダの進捗に
合わせて表示もちゃんと更新されていく。

調べてみるとQtのバグレポートのページにこんな報告が。

どうやらQt4.6はOpenGLのバージョンは3.xでないと対応していない模様。
次のQt4.7βでは既にOpenGL4.0対応のコードがマージされたようなので4.7待ちか・・。

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