luxblendにはblenderで作成したマテリアルをLuxRenderのマテリアルに変換する
機能があります。
が、v0.5など以前の古いバージョンに付属のluxblendでは変換がうまく行われず、変換後の
マテリアルの質感やテクスチャのマッピングが残念な感じになってしまうことがたびたびありました。
そのため変換を使わずluxblendのマテリアルエディタでゼロからマテリアルを作成することが
多かったのですが久しぶりに変換機能を使ってみたらかなり良さげに改善されている模様。
というわけでテストついでにディスプレースメントマッピングを題材に手順をまとめてみました。
まずはblenderでデータ作成。UV Sphereを追加してSubSurfモディファイヤを適用。
さらにマテリアルのDisplaceにプロシージャルテクスチャのCloudsを設定。
で、blenderでレンダするとこんな感じ。
luxblendの"Convert all Blender materials"を実行するとこんな感じにLuxRenderの
マテリアルに変換される。
で、とりあえずこれをluxでレンダするとこんな感じ。
テクスチャは貼られているけどdisplacementには適用されていない。
ただ、テクスチャのマッピングは問題ないのでこれをそのままluxblendのdispmapの
テクスチャにコピーすればOK。
"Displacement Map"を有効にして上図のように設定。といってもコピー&ペーストしただけ。
でこの状態でluxで再びレンダするとこんな感じ。
今度はちゃんとDisplacementが適用されてでこぼこに。
変位の状態をよりblenderのマテリアルに近づけたければ、sublevelsの分割レベルやdispmapの適用量、Offsetの値を調整するとよさげ。
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